今月号の婦人画報で持続血糖測定が紹介されていました。関東のとあるクリニックで、何と費用は21600円(自費)。実は健康保険で認められた検査で3割負担の方で約4000円で検査を受けることができます。その条件として、
1)治療方針策定のために血糖プロファイルを必要とする1型糖尿病患者
2)低血糖発作を繰り返す等重篤な有害事象がおきている
血糖コントロールが不安定な2型糖尿病患者であって、医師の指示に従い血糖コントロールを行う意志のある者のいずれかを満たす必要があります。

以下、持続血糖測定(CGM)の説明になります。
CGM(Continuous glucose monitoring)は皮下の組織間液のブドウ糖濃度を測定する方式のものです。CGMには、リアルタイム表示が可能な機種と後から血糖変動のプロファイルを振り返ることに特化した機種の2種類があります。当院では両方の取り扱いをしており、初めての方や内服治療の方にはFreeStyleリブレPro(http://www.myfreestyle.jp/products/freestyle-libre-pro-system.html)を用いた検査を実施しています。医療従事者が小さな丸いセンサーを糖尿病患者の上腕部裏側に装着することで、センサー中心部の極細の針が、組織間質液中のグルコース値を15分ごとに自動で持続的に測定します。簡易血糖自己測定は不要で、測定した瞬間の血糖値しか分からない簡易血糖測定器と異なりCGMでは連続的な血糖変動プロファイルを知ることができます。夜間睡眠中の低血糖の調査、暁現象の有無など、通常測定する機会が少ない時間帯の血糖変動を知ることができます。また、通常の簡易血糖測定器(SMBG)では見逃されがちな食後の高血糖についても、詳細にしらべることができます。